警察庁
警察庁(けいさつちょう、National Police Agency)は、主として国の公安に係る警察運営を行い、警察の態勢整備、犯罪鑑識、犯罪統計その等の所掌事務について、都道府県警察を指揮監督する日本国の行政機関。内閣府の外局である国家公安委員会に設置された特別の機関である。通称で察庁(サッチョウ)、本庁(ホンチョウ)とも呼ばれる。1954年の警察法の改正により設置された。
本庁は長官官房、5局(2部)で構成され、その他所要の地に附属機関と地方機関が置かれている。
長は警察庁長官で、国家公安委員会が内閣総理大臣の承認を得て任免する。
全警察職員の最高位に位置する警察官であるが、警察法第62条の規定により唯一階級制度の枠外に置かれている。
(Wikipedia: 警察庁 )
警察庁長官
警察庁長官(けいさつちょうちょうかん 英語Commissioner General)は警察庁の長たる警察官であり、国家公安委員会の管理に服し、警察庁の庁務を統括し、所部の職員を任免し、及びその服務についてこれを統督し、並びに警察庁の所掌事務について、都道府県警察を指揮監督する。
警察庁長官は、警察庁の庁務を統括する国家公務員の警察官であり、例外的に警察官の階級外とされる。国家公安委員会が内閣総理大臣の承認を経て警察庁長官を任命する特殊な形態となっている。自治体警察にあっても警視正以上の警察官は国家公務員となり、警察庁の管理に服するため、警察庁の長たる警察庁長官は実質的な意味においても警察の最高ポストである。警察庁長官は、行政官僚の実質的な最高意思決定機関である事務次官等会議のメンバーであり、また検事総長と常に緊密な連絡を保つものとされる。
(Wikipedia: 警察庁長官 )